昔ながらに蝋燭の明かりで楽しむ、高知県赤岡町の絵金をデジタルカメレで撮影してみました。

江戸後期に作成された、絵金。
なんとも怪しい雰囲気です。
■高知県赤岡町の絵金祭りとは
赤岡町は四国で一番小さな町で、全国では2番目に面積の小さな町です。
高知市からは国道55号を東に、車で約30分の所にあります。

絵金とは、幕末から明治にかけて土佐で活躍した町絵師「広瀬金蔵」のことです。
人々は絵師金蔵を略して「絵金」と呼びました。
絵金はその才能が認められ江戸狩野で修行し藩のお抱え絵師となりましたが、贋作の罪に問われ職を失い、城下を追放されることになります。その後、赤岡に住まいを移し、町絵師として商家の求めに応じ当時人気の高かった「芝居絵」描き、その才能を花開かせる事になります。

赤岡町には多くの絵金屏風絵が残っており、年に一度(7月の第3土・日曜)、絵金祭りの時に一挙に街角に公開されます。また絵馬行灯や白描画・下絵は室内に会場が設けられ、同時に観ることができます。

■絵金祭りの余談。
■この絵金祭り来たのはじめてでしたがたくさんの人出に驚きました。絵金からやや離れてズームで撮りたいのですが、三脚を立て近くから撮影するしかありません。フラッシュたかずに撮影してみました。思った以上に絵金は見た目に近い色になっていますが、近づくほど焦点のあっている範囲が狭くなってしまいました。

私もそうですが、とにかくカメラ持った方が多いのには驚きました。私はカメラマニアではありませんので詳しくありませんが、いい機材を持っている方がたくさんいました。多分、高知県以外からも撮影に来られた方も多かったのではないでしょうか。
暗くなるのが、8時前で9時までしか開催されてない為すべて撮影できなかったのが非常に心のこりです。
高知県WEB観光情報



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